GmailのPOP3サーバは変です

Gmailは、POP3でメールを取ってくる機能がある。

これを使うと、普通のメーラーでメールを読めて便利。しかも、万一の際のバックアップにもなる。

# 送信(SMTP)も同様で、きちんと設定すればメーラーから送信もできる。

で、以前から気付いてはいたけど、Gmailのモノは普通のPOP3サーバと違っていて、「メールをサーバに残す」ということができない。メールを取得したら(たぶん)消すように作られているみたい。

つまり複数のメーラーで、同じメールを受信しようとしても、できない。

Becky2のプロトコルログを見ると、

1回目の接続

>>> Connecting to “pop.gmail.com” (SSL/TLS) [2012/10/18 22:21:18] <<<
+OK Gpop ready for requests from xxx.xxx.xxx.xxx mi2pf44702387pbb.25
USER 略@gmail.com
+OK send PASS
PASS ********
+OK Welcome.
STAT
+OK 90 2916698
LIST
+OK 90 messages (2916698 bytes)
1 3280
(略)
90 13320
.
UIDL
+OK
1 GmailId13a3f0059c8b1ce1
(略)
90 GmailId13a73f1acf2172c2
.
RETR 1
+OK message follows
(略)
RETR 90
+OK message follows
QUIT
+OK Farewell.

2回目の接続

>>> Connecting to “pop.gmail.com” (SSL/TLS) [2012/10/18 22:22:35] <<<
+OK Gpop ready for requests from xxx.xxx.xxx.xxx qu6pf44702630pbc.32
USER 略@gmail.com
+OK send PASS
PASS ********
+OK Welcome.
STAT
+OK 0 0
QUIT
+OK Farewell.
RETRしかしていないのに、次回は見事に消えていますね(ぉぃぉぃ)。

というわけで、GmailのPOP3サーバは変です(この機能、あることだけでも有り難いんだけどね)。

Ubuntu12.04LTSのPostgreSQLでEUC_JPのデータベースを作る

まず、Ubuntu12.04LTSにPostgreSQLを導入する。

メタパッケージpostgresqlを入れれば、postgresql-9.1とかが入ってくるので簡単。そのあと、昔と同じ手順で、EUC_JPのデータベースを作ろうとしたら失敗した。こんな感じ。

createdb -T template0 -E EUC_JP dbname

createdb: database creation failed: ERROR:  encoding EUC_JP does not match locale en_US.UTF-8

DETAIL:  The chosen LC_CTYPE setting requires encoding UTF8. 

 
軽くググると、initdbしなおすのだ、とか面倒そうなことが書いてあって、それは面倒だ。さてどうしたものか、とTwitterにつぶやいたところ @PostgreSQL_JP 様からアドバイスを頂けました。ありがたいことです。本当に助かりました。

結論から書くと、以下のようにすれば良い様子。

createdb -T template0 -E EUC_JP –locale=C dbname

昔(PostgreSQL7とか8の前半)と現在では、色々変わっていることも多そうなので、ちゃんと勉強し直した方がよいかもしれません。

「徹底入門」も第3版になって9.0対応になっているみたい(たしか初版は持っている)。

育児休暇は、夫婦同時に取れます(取ります)

もうすぐ父親になる予定です。
まだ全然実感はないのだけど、産まれてきたらきっとドタバタと大変になるんでしょう。先輩パパママの皆さんには、色々教えてもらうことと思います。よろしくお願いします。
そして、僕は10月から育児休暇を取ります。夫婦とも、半年くらいは休暇を取って、まず育児にしっかり取り組みたいなと思ってます。
という話をすると、「え、育児休暇って夫婦同時にとれるの?」と聞かれることが結構多いので、久々のエントリとして書くことにしました。
前提として、まず民間の会社員を想定します。公務員のことは分かりません。
以前は主婦がいる場合や、夫婦のどちらかが休暇を取って育児に専念できる場合には、育児休暇を取れない規則を定めることが許されていました。
ですが、平成22年(2010年)6月から施行された法改正によって、この規則は定めることができなくなりました。したがって、1歳に満たない子を養育する場合には、夫婦ともに育児休暇を取得することができます。ただし、1年以上雇用されていること、などの条件を定めることは今でも許されています。 
また、通称「パパママ育休プラス」という制度も新設されました。
詳しくは、厚生労働省の育児・介護休業法の改正についてを参照してください。まずは「
改正法の概要」を読むと、大まかに改正点が分かると思います。(他の資料も結構読みやすくて、感心しました。)
ただ、いわゆる「有給が取れない」などというのと同じことで、「法的に取得できる」ことと「実際に取得する」ことは全然違うことです。「いやあ、うちではあり得ないな」と感じる人もいることと思います。実際、僕もそういう空気は感じました。空気を読まない、というわけではなく、前例を作りたい、という気持ちもあり(本音を書くと、育児と仕事を両立できるような体調ではないということもあり)、今回休暇を取る決意を固めました。
というわけで、こういう事例もあるんだよ、というお話でした。
あと、何冊か立ち読みした中で、結局この本を買いました。知りたい内容がコンパクトにまとまっていて読みやすかったです。

WinSCP5.1で日本語を表示する方法

(2012/11/7、加筆)

WinSCP5.1.1が出てますね。インストーラから日本語が選べます。
もうこのページへのアクセスも激減することでしょう。

(2012/10/12、加筆修正しました。)

WinSCP5.1では、前バージョン4.3.9と違い、インストール時に日本語が選べません。

現在は翻訳が終わったようで、言語パック(?)をインストールすれば日本語が表示できます。

その方法を書いておきます。
  1. 起動直後の画面(WinSCP Login)の「Languages」ボタンを押す。
  2. 出てきたリストから「Get More…」を選ぶ。
  3. 「WinSCP Translations」というページに飛ぶ。ここで「Japanese」をクリックしてダウンロードする。
  4. ダウンロードしたzipファイル(jp.zip)を展開し、出てきたファイル(WinSCP.jp)を、WinSCPのインストール先(Windows 7 64bitなら、C:\Program Files (x86)\WinSCP)にコピーする。
  5. もう一度「Languages」ボタンを押すと、「Japanese」が選べるので、これを選択する。
  6. なんか画面描画が乱れるけど、WinSCPを起動し直したら大丈夫。
今後のバージョンではインストール時にJapaneseが選べるようになるかもしれませんね。

WinSCPの開発や、翻訳などの作業をされている皆様に感謝。

さくらのVPSを借りてみた

さくらのVPSを借りてみた。いちばん安いプラン、980円/月のやつ。

軽く使ってみたので感想を。

  • 電源やコンソールがWebから管理できるのは、超便利
  • CPUもI/Oもネットワークも速い。専用サーバのCeleron 2GHzより体感で快適かも
  • 正式契約前は帯域制限とOP25Bがかかっているので注意
  • はじめは適当なホスト名がふられている
  • 逆引き名も簡単に変えられるけど、まずは正引きができないとダメ
  • 逆引き名を変えてからOSをインストールすると、ホスト名などちゃんと設定される。これには感心した

やろうと思えば現在使っている専用サーバ(これは1万/月くらいかかっている)を丸ごとのっけられそう。

これで月980円か。すげえ。

関西電力の従量電灯A(普通の家庭)の2段目料金で計算すると、おおむね57Wを24時間30日使うと1000円くらいになる。つまり、普通のPCをつけっぱなしにするよりもお金がかからない、という感じになる。

もう少々様子を見て、問題なさそうなら本気で専用サーバを解約してVPSにしようかな。コストが違いすぎる。

復帰

先週の月曜日(23日)から復職。
およそ11ヶ月ぶりに通勤してます。

今のところ、まず順調かな、という感じ。 

ただ、やっぱり疲れていたのか、薬の飲み忘れをした様子。
そういうのを数えている辺りが神経質かも。 
本筋(?)とあまり関係ない薬が多いので、もう少し減らしたいな。

アレグラとジルテック

最近、常用してたアレグラをジルテック(科研のジェネリック品)に変えてみた。2ヶ月ほど飲んでみたので感想を書いてみる。

効き方は人によって違うだろうから、参考程度に。

アレグラの良いところ

  • 皮膚炎にはよく効く。ジルテックは時々効き目が足りない感じ。
  • かゆみに速く効く。

ジルテックの良いところ

  • アレグラよりは安い。アレグラは3割負担で月1500円(60mgを2錠)、ジルテックは1100円(10mgを1錠)。ジェネリック品もあるのでもう少し安くできる。
  • 服用回数が1日1回で良い。
  • 慢性的な鼻づまりが、かなり解消された。この点はアレグラよりずっといいと感じる。
  • 眠気の副作用もあるらしいけど、もっと眠い系の薬を飲んでいるせいか、気にならない。 

というわけで、しばらくはジルテックでいこうかな。

ザイザルの処方制限(日本では新薬なので、2週間しか処方できない)が切れたら、ザイザルに移行するかもしれない。

世界的には、ザイザルもジェネリック品が出ているし、しかも個人輸入した方がなぜか保険使った薬価よりも安い。ドラッグラグとか、悪儲けというか、本当に何とかならんもんかな。

ビジネス実務法務検定2級合格

去年の11月に受けた「ビジネス実務法務検定2級」に合格していたようで、先日合格証などが届いた。

これで「ビジネス法務エキスパート」を名乗れるらしい(笑

ちなみに点数は75点。合格ラインが70点だから、これはギリギリだ。理解度は良いとはいえない。試験中に「鉛筆転がし」を何度もしてしまった(どこがエキスパートだ)。良く分かっている人は満点に近い点で合格するだろう。合格ラインは80点にしないとダメだと思うよ。

僕と同じく「ギリギリ合格」を目指す人はきっといると思う。そういう人に向けて、僕の勉強方法を公開。なかなか恥ずかしいぞ、これは。

  • 3級は前提になるので、門外の人は取っておいた方が良い。僕は2007年に取った。その時は普通に公式テキスト・問題集を一通り流して、86点だった。
  • 2級の公式本は買わなかった。高いし分厚いし、読み切れない。
  • 中央経済社の「最短合格」をテキスト代わりに読んだ。よく意味が分からないけど、深追いせず、まずは流し読み。
  • TACの「一問一答」をする。これを解きつつ調べつつ、前述のテキストに書いてあることや関連知識を理解していく(たぶんこれが大事)。
  • 「一問一答」を何度も繰り返して、間違えない(正答・誤答の理由が分かる)くらいになれば合格すると思う。僕はちゃんと解いたのは一回だけで、あとは何回か通し読みをしつつ、論点を覚えていった感じ(ここに一夜漬け)。
  • 「最短合格」に模擬試験が付いていたけど、時間がなくてやらなかった。それもやったら仕上げに良いと思う。

ふりかえると、一問一答のアウトプットを中心にしたのが良かった。具体的な事例があるとイメージしやすいし、そこから必要な知識を覚えていけば良い。これは法律に限らず、何事においてもそうだよね。

前述の方法は、少しずつやっても数週間~1ヶ月もあればできるだろう。もちろん時間をかけて勉強したほうが理解が深まって、より有意義な「エキスパート」になれると思う。

 

朝顔の収穫

昨年の7月にまいた朝顔は、酷暑の中、夏から秋まで毎日ひたすら花を咲かせてくれました。

そして晩秋から年末にかけて次々と実がなり、たくさんの種子が採れました。

IMG_8790s

1つの種(3つ蒔いて、1つだけ発芽)から、これだけの種になりました。

今年もまた蒔こうと思いますが、こんなにたくさんの種はいりません。なので、欲しい人にはさしあげることにします。

欲しい人は、どれくらいの個数欲しいか教えて下さい。発芽しないかもしれないので、若干多めが良いと思います。

iDiskバックアップがいけてない件

ジャストシステムのインターネットディスクのコースを変更して、iDiskバックアップを容量無制限にしてみた。

以前から知ってはいたけど、コースを上げると315円/月から840円/月となる。これはちょっと高いなあと躊躇していたけど、今回思い切って申し込んでみた。

普段、データは別のHDDにバックアップしているけれど、これだと災害に対してはあまり意味が無い。遠隔地にバックアップしておけば安心だよね、ということで。

ところが、使い始めると色々といけてない。

  • 拡張子の制限が多い

詳しくはジャストシステムの該当ページをみて頂けばわかるが、簡単に言うと、「拡張子によってバックアップされないファイルがある」のだ。exeとか、デジカメで撮った動画とか、ISOイメージとかが該当する。そういうものはzipにでもするしかない。

これで「容量無制限」か、ひどいなあ。

  • 転送速度が超遅い

バックアップツールの転送速度がどうやら1Mbps程度に制限されている。自宅は安いADSLで上り1Mしかないので、実家のFTTH環境も使って試してみたけど、転送速度に差がない。これは悲惨としか言いようがない。

1Mbpsだと、理論値でも400MB/時間。24時間かけても10GBもバックアップできない。ここまで遅いとなかなか厳しいものがある。今走らせているバックアップは、2-3週間くらいかかりそう。

バックアップしたファイルを戻す速度は、そう遅くないらしい(未確認)。

というわけで、このサービスを利用しようという方は、これらの制限にお気をつけあれ。