育児休暇は、夫婦同時に取れます(取ります)

もうすぐ父親になる予定です。
まだ全然実感はないのだけど、産まれてきたらきっとドタバタと大変になるんでしょう。先輩パパママの皆さんには、色々教えてもらうことと思います。よろしくお願いします。
そして、僕は10月から育児休暇を取ります。夫婦とも、半年くらいは休暇を取って、まず育児にしっかり取り組みたいなと思ってます。
という話をすると、「え、育児休暇って夫婦同時にとれるの?」と聞かれることが結構多いので、久々のエントリとして書くことにしました。
前提として、まず民間の会社員を想定します。公務員のことは分かりません。
以前は主婦がいる場合や、夫婦のどちらかが休暇を取って育児に専念できる場合には、育児休暇を取れない規則を定めることが許されていました。
ですが、平成22年(2010年)6月から施行された法改正によって、この規則は定めることができなくなりました。したがって、1歳に満たない子を養育する場合には、夫婦ともに育児休暇を取得することができます。ただし、1年以上雇用されていること、などの条件を定めることは今でも許されています。 
また、通称「パパママ育休プラス」という制度も新設されました。
詳しくは、厚生労働省の育児・介護休業法の改正についてを参照してください。まずは「
改正法の概要」を読むと、大まかに改正点が分かると思います。(他の資料も結構読みやすくて、感心しました。)
ただ、いわゆる「有給が取れない」などというのと同じことで、「法的に取得できる」ことと「実際に取得する」ことは全然違うことです。「いやあ、うちではあり得ないな」と感じる人もいることと思います。実際、僕もそういう空気は感じました。空気を読まない、というわけではなく、前例を作りたい、という気持ちもあり(本音を書くと、育児と仕事を両立できるような体調ではないということもあり)、今回休暇を取る決意を固めました。
というわけで、こういう事例もあるんだよ、というお話でした。
あと、何冊か立ち読みした中で、結局この本を買いました。知りたい内容がコンパクトにまとまっていて読みやすかったです。

「育児休暇は、夫婦同時に取れます(取ります)」への2件のフィードバック

  1. 組合役員やってた時にこの制度改正あったから覚えてる。
    で、実際に経験した点でいうと周囲への根回しは重要。特に一緒に仕事している仲間には理解してもらうこと。なにせ休暇中は周囲の仕事量が増えるわけだし。あと隣の部署でもいいので上級職に理解者を作ること。育児に苦労した人なら分かってくれるはずなので立ち話でもいいので相談に乗ってもらう。これだけで雰囲気が変わるよ。
    ちなみにファミリーフレンドリー企業表彰というのがあって評価項目の1つに男性の育児休暇取得実績があるので、採用戦略をもってる企業なら初めの1人は経営的にもメリットはあるですよ。
    http://www.mhlw.go.jp/general/seido/koyou/kintou/dl/h24_leaf.pdf

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