日本通信の190PadSIM(ソフトバンク)をPC(Windows11)で使う

僕のノートPCはLTEに対応しており、SIMがさせます。

いまどき、WiFiがない環境なんてあまりないし、いざとなればテザリングできるのは承知してるんですが、テザリングはやや面倒なのと、バッテリー消費がそれなりなので、停電時とかの非常用にPCにSIMをさしっぱなすのはアリだと思っています。

そうすると、あまり使わない月をいかに安くするかが大事になってきます。日本通信の190PadSIMだと、全く使わない月は190円で回線を維持できます。そのくらいの金額なら払ってもいいかな。

回線はdocomoかソフトバンクか選べます。大した理由なくソフトバンクにしました。

初期費用は、公式サイトからの申し込みだと3300円かかりますが、Amazonで売っている申込パッケージを買えば、3000円で済みます(執筆時の価格)。

APNの設定方法などは公式にガイドがありますが、当たり前ながらiPhoneとAndroidを想定したもの。Windows11でも、同じように設定すればつながりました。

プロファイル名任意の名前(bmobile)
APNsb.mvno
ユーザー名bmobile@4g
パスワードbmobile
サインイン情報の種類PAP
IPの種類規定

以下にスクリーンショットを貼っておきます。

GBE2.5-PCIEでPCが起動しなかった件

玄人志向の2.5GのLANカード、GBE2.5-PCIEを買いました。このカードはRealtekのRTL8125BGというチップを積んでいて、ヒートシンクもありません。発熱の少なそうな感じにひかれて購入しました。

ところが、家のLenovoのデスクトップPC(ThinkCentre Neo 50s Gen 3)に増設すると、電源を入れても起動しません。正確には「Lenovo」という画面まで出るものの、そこから先に進まない症状。USB経由のキーボードの操作も利きません。

PCIeまわりの設定を色々変えてみるも、どうも具合は変わらず。

知己に相談すると「オンボードのLANがあるなら、止めてみては」と言われました。これが大当たり。

具体的にはBIOSの画面(って言って大丈夫かな)から、Devices → Network Setup に進んで、Onboard Ethernet Controllerの設定を「Enabled」から「Disabled」に変更します。F10を押し保存したら、無事に起動するようになりました。

同じ症状でお困りの方おられましたら、と思い公開する次第です。

Embouchure Builderの日本語訳

はじめに

成功するコルネットまたはトランペット奏者が持っている最も重要な資質の2つは、唇の柔軟性や弾力性、そしてすべての音域で息が自由に流れるような音色のサポート能力である。これらの資質を高めることによってのみ、持久力(過度に疲労することなく長時間演奏できる能力)と、心地よく音楽的な音色が得られるのである。

自由で柔軟な高音域は、完全にリラックスした低音域と中音域の開発を通じてのみ開発できる!

今日市場に出回っている教則本の大半は、低音域をほとんど完全に無視し、息で適切に音を支えることを学ぶずっと前に、生徒を高音域に導いてしまう。その結果、過剰なマウスピースの圧力、過度の緊張、無理矢理で正確でない音の配置が生じるだけである。短時間の演奏でなければ、疲労や唇の打撲、時には修復不可能なほどの酷使を伴わずに演奏することは不可能になる。

柔軟性と持久力に近道はないのだ!

これらの資質は、力みや緊張のない、リラックスした身体的態度を身につけるために、毎日、熱心に、集中して練習することによってのみ達成することができる。多くの勘違いした生徒が、持久力と高音域への近道として、浅いカップ付きのクッション・リムのマウスピースを使うように勧められている。しかし、音質の犠牲は甚大であり、音楽的でない結果が一般的である。

この本の目的

本書は、一般的な教則本とともに使用する補助的な学習書として作られた。毎日の練習前のウォーミングアップに最適です。指使いの技術的なことは比較的簡単で、正式な勉強を数週間しかしていない若い生徒でも、この学習書を活用することができる。本書には、標準的な教則本にはない、演奏の成功に不可欠な貴重な資料が数多く含まれている。

上級者にとっては、アンブシュアとブレスサポートを “最高の状態 “に保つのに役立つ。練習の多くは暗記することができ、グループ・リハーサルや人前で演奏する前の短いウォーミングアップ・ドリルとして活用することができる。アスリートが、ウォーミングアップをして筋肉をほぐす前に、激しいスポーツを始めようとは思わないのと同じように、真の音楽家も、準備期間なしに、すぐに楽器の高音域を演奏したり、フォルテのパッセージを演奏したりしようとは思わないだろう。

本書の使い方

練習するときは、まっすぐだがリラックスした姿勢で座るか立つ。手、腕、肩、首、顔など体全体が、不安感や緊張感から解放され、身体的に快適な状態でなければならない。このことは、あまり強く強調することはできない(?)!

ここに収録されている練習曲は、標記のようにスラーで練習するものだが、スラーでマスターした後に、レガート、非連続、スタッカートで演奏することもできる。

呼吸

自然に、しかし深く口角と鼻の両方から呼吸する。肩を上げたり、硬くしたりしないこと。指導を受ける前に、喉と口を開けて肺に空気を満タンに保つ練習をする。決して喉を閉じて肺に空気をためないこと。次に、両手を腰と腹部の上に置き、「hut」と発音してみる。これは、肺から楽器の中に空気を排出するときに、これらの筋肉が収縮する自然な方法である。もちろん、収縮の量は、希望する音量や、ある音程を維持するために唇を通過する空気の柱が必要とする速度の量に応じて増加する。生徒は、その時々に必要な正確な収縮量を、実践を通して学ばなければならない。多くの生徒は、自動的な習慣が確立されるまで、練習の際に幅広のキャンバス地のベルトを腰に巻くと効果的である。

アンブシュア

音色は、唇の弾力的な振動に共鳴して、楽器内の空気の柱を振動させることによってのみ生み出される。この柔軟性は、唇を徐々に発達させ、力みや緊張なしに振動することに慣れる機会を十分に与えることによってのみ、開発することができる。過剰なマウスピースの圧力によって唇を無理に振動させることは、振動部位を硬くしたり、唇の組織に修復不可能な損傷を与えたりするだけである。多くの金管楽器奏者は、中音域で筋肉の収縮とマウスピースの圧力が強すぎるため、高音域では何もできません。中音域や高音域で自由に音色を出せるようになるには、低音域で唇を完全にリラックスさせなければなりません。その後、音程が上がるにつれて必要な分だけ唇を収縮させればよい。

唇を伸ばして笑うような姿勢をとると、振動部分の筋肉が弱くなる傾向があるため、決して行わないこと。唇の赤い部分を少し内側に巻き込むようにして、より強度と弾力のあるリップライン付近で振動部を発達させる。口角は比較的ゆるめにしておき、上昇するピッチで唇が中心に向かって収縮するようにする。より速い振動は、振動部分の筋肉を厚くすることで得られる。

下唇は筋肉を発達させる能力が高いので、より弾力性のある上唇を保護するために、マウスピースの圧力の大部分は、下唇によって形成される筋肉パッドにかかるようにするのが賢明である。上行・下行音律を演奏する際には、唇を一定の動き(収縮と弛緩)に保つ必要がある。唇は、硬く固定された姿勢でいるとすぐに疲れてしまう。唇の収縮と吹奏メカニズムの筋肉の収縮の間に、高度な協調性を持たせなければならない。

本書を最も効果的に使用するために、生徒は練習曲を無理なく簡単に弾けるようになった時点から先に進んではならない!進むにつれて、常に初期の練習曲に立ち返って復習しなければならない!

Switchを有線LAN接続する

うちのニンテンドーSwitchは普段は無線LANでつなげていますが、「ゲームする際に有線の方が早いらしい」と息子が言うので、軽く調べて以下のLANアダプターを購入しました。ドックのUSB(タイプA)に差し込み、もう一方はLANケーブルにつながるアダプタです。

  • Switchで動くらしいこと
  • 知ってるようなメーカー製であること
  • Amazon本家から買えること
  • リンクしたらLEDが光ること

この辺の条件を満たす製品、ということでチョイスしました。まあ、どこのメーカーのものを買ってもたいてい動くのだと思いますが。

つなげばすぐリンクして、ゲームもこれまでより快適に動くらしいです。飛び交う電波がオフロードされると思うと気分が良いですね。しかし、無線LANで行っていた接続制限(時間帯の制限)が回避されるではありませんか。もしかして、それ狙いなのでは。

NAS(Synology DS223j)の購入

夏休みの工作ということで、NASを組み立てました。それから、先代NAS(Synology DS120j)からのデータの移行をしました。その記録です。

Synology DS120jは気に入っていましたが、運用開始から4年弱が経過したので、老朽トラブルが起こると嫌ですし、DS223jという2ベイモデルが良いスペックで登場した(上位機と同じCPU)ので、これを機に乗り換えることにしました。

DS120jで使っていたHDDを引っこ抜いてDS223jに刺しましたが、残念ながら、それだけで移行完了とはなりません。認識しないようです。がっかり。ただ、2ベイモデルからの移行であれば、HDDを差し替えたらそのまま移行できるらしいので、今後の更改には期待します。

とりあえずSHRというSynologyのRAID的なもので領域作成をやり直し、必要な機能だけを追加。そしてファイルは書き戻し。24時間くらいかかりました。

数日ほど安定して稼働してることを確認して、ディスクを追加。ミラーリングさせておきます。

ちなみにHDDはNAS用ではない、このモデルです。

NAS用のHDDは結構高い。値段が倍くらいします。あきらめて安いディスクを買いました。ただし、Synologyの保証からは外れてしまうことになる様子です。

HDDはSHRのRAID1相当にしたので、将来大きなHDDに1本ずつ交換する、とかもできるのかな。それも楽しみですね。

ThinkCentre Neo 50s Gen 3のメモリとSSDの交換

昨年夏に購入したLenovoのThinkCentre Neo 50s Gen 3をメインのPCとして使ってます。

僕はPCを購入するときに、メモリやSSDはできるだけ低いスペック(例:メモリ4GB/SSD128GB)にしておいて、自分で交換することで節約をする…つもりになっています。もちろん、このこと自体がメーカー保証を失うことにつながると思いますので、実施する際は自己責任でお願いいたします。どうしても安心が欲しければ、初めから上等な構成でPCを買えばよいのです。

このPCで簡単に交換できるのは、メモリとSSDです。

メモリは以下のものを選びました。メーカーにこだわりがなければ、もっと安いものもありますが、安心を買いたいので大手のものをチョイス。メモリ16GBを2枚で合計32GBにします。メモリの交換は非常に簡単で、単に古いメモリを抜いて、新しいメモリを2枚とも刺すだけです。

SSDは以下のものを選びました。

このSSDを選択した理由としては、PCIe Gen4に対応していることと、あとは日本のメーカーを多少なりとも応援したい、という理由からです。

SSDも引っこ抜いて取り替えて、Windowsを再インストールすれば良いです。SSDはクローンして移行することもできると思いますが、僕はWindowsを入れなおす方法を選びました。

SSDは発熱の対策も必要です。たぶん標準のSSDより発熱が大きくなるので、ヒートシンクを付ける等の対策をしないと、熱でSSDが死ぬと思います。

当初は手持ちの小さなヒートシンクを付けていましたが、温度が今一つ高めだったこともあり、以下のヒートシンクを導入しました。両面から冷やす効果が大きいようで、温度はかなり落ち着きました。あと、重要なことですが、このヒートシンクはこのPC(ThinkCentre Neo 50s Gen 3)に問題なく装着できました。SSDが片面実装じゃないと、背面のスペースが足りないかもしれないです。上記以外のSSDの人はご注意ください。

SSDの性能差は、体感はしにくいですが、ベンチマークを取れば確認できます。うちのPCのCrystalDiskMarkの結果を貼っておきます。公称値には届かないですが、リードライトともに4000MB/sは超えていて、前世代のハイエンドSSDよりも早い感じですね。

それからSSDの冷え具合ですが、本日真夏、部屋はエアコンをいれて26℃くらいの状況で、40℃ちょいとなってます。ベンチマークを実施すると50℃くらいに上がる感じですね。

Amazonのカートに入らない

Windows11のEdge利用時の話。

Amazonで買い物しててカートに入れようとしたら、「入力されたウェブアドレスは当社サイトの有効なページではありません。」とエラーがでてカートに追加できないことが発生。これ、とてもいらいらする。

対処としては、Cookieを消せば良いようだ。

Edgeでは「設定」→「プライバシー、検索、サービス」→「閲覧データをクリア」の「クリアするデータの選択」。ここで「Cookieおよびその他のサイトデータ」にチェックが入っていることを確認し、「今すぐクリア」を押す。

これやると、ほとんどのサイトからログアウトしてしまうので、ご注意を。たぶん、Amazon関連のCookieだけを削除したらよさそうなんだけど、それは試してない。

たぶんAmazonも良く分かってないCookieの不具合があるんだよね。早く見つけて直してください。

SACDからDSDのファイルを取り出す方法(BDP-170)

市販のSACDに対してこれを行うと違法になるらしいです。CDはリッピングできるのに、SACDのDSDにできないのはなんだか変な気もするけど、ルールはルールのようです。あくまでも実施するのは問題のないSACDに限るようにしましょう。

また、文中で記載しているファイルは探せばすぐ見つかると思いますので、あえてここからはリンクなどをしていません。

CDと違い、SACDは専用のプレイヤーでなければリッピングできません。私はパイオニアのBDプレイヤー(SACDにも対応)、BDP-170を用いて行いました。

まずは起動用のUSBメモリを作成します。容量は小さいもので良いです。1MBも使いません。僕は16GBのUSBメモリを使いました。FAT32でフォーマットして(おそらく重要)、短いラベル名を付けます(「rip」とか)。ZIPファイルを展開して出てくる、AutoScriptフォルダをこのUSBメモリの直下にコピーします。

AutoScriptの中身は3ファイルで、その3ファイルをUSBメモリの直下に置く、と書かれたページもありますが、私の試した限りではうまく動作しませんでした。

次に、BDP-170の設定をします。まず、ワイヤレスでもLANでもいい(実験済み)ので、自宅のLANにつなぎます。たいていの家庭ではルーターがDHCPでIPアドレスを振ってくれると思うので、それを使います。

固定IPアドレスにこだわる人は、適切に設定してください。あとはプレイヤーの本体設定を若干変更します。以下の2点の変更は必須のようです。どう関係するのか良く分かりませんが。

  • 「ディスク自動再生」をオフにする
  • 「ラストメモリー」をオフにする

BDP-170の電源をオフにし、USBメモリを前面のスロットに差し込み、電源を入れます。少し時間がたつと、ディスクトレイが自動的に開きます(これがうまくいっている証のようです)ので、SACDをトレイに載せ、クローズします。

あとはPCでの作業になります(OSはWindows11 Proです)。まず、エクスプローラーからネットワーク上のBDP-170を探し(おそらく「Pioneer BDPという名前」)、右クリックしてプロパティを表示させます。ここでBDP-170のIPアドレスがわかります。例えば 192.168.0.17 だったとしましょう。

次にPC上で以下のコマンドを実行します。IPアドレスの部分は適宜読み替えてください。

sacd_extract -i 192.168.0.17:2002 -P -s

これでネットワーク越しにBDP-170のSACDから、DSDの読み込み(ソニー形式)が行われます。うまくいけば、スムーズにいくと思いますが、今日試した範囲内でも色々と試行錯誤があったので、備忘録として残しておきます。

REGZAに録画した番組をNASに保存してWindowsで再生する

はじめに

REGZAのHDDの換装はやったことがあるけど、REGZAの買い替えをしたらどうなるんだろう、録り溜めた番組は何とか永続できないか、というところから今回の試行錯誤が始まります。結果として、REGZAでHDDに録った番組をNASにコピーして、Windowsから再生する環境を整えることができたので、忘備を兼ねてその辺の情報を整理しようと思います。

「それを無料で」と思っている人は読むのをやめた方が良いです。たぶん色々の関係で、何一つ無償ではできません。とはいえ、SynologyのNASがすでにあるなら、RECBOXみたいな商品を買うよりは安いです。

REGZAの外付けHDDからSynologyのNASにファイルをコピーする

まず、うちの古いREGZA(37Z1S)からNAS(Synology DS120j)にファイルをコピーします。これにはDTCP-IPという仕組みを使うらしい。たぶん市販のレコーダーと仕組みは同じなのでしょう。

そのために、NASに「sMedio DTCP Move」というソフトを入れます。Synology経由で課金。$8.5とそう高くない感じですが、円安のため1300円程度ですか。

REGZAの設定をなんとかすると(記録してないので詳細分からず)、ネットワーク越しのNASが見えるようになります。そう難しくはないです。そうすると、録画リストから「ダビング」できるようになります。やったね。

ダビングにはかなりの時間がかかります。計測すると5MB/sしか出てません。30分の番組で3GBくらいなので、3倍速くらいかな。NASのCPUが上限にはりついている様子。速いモデルを使っているなら、これより速度が出るはず。それから、テレビの録画中にはこの操作ができません。テレビが暇になっている時を見計らってやらないといけないです。

NAS上の番組をWindowsで再生するまでの試行錯誤

Windows11にてDTCP-IP経由で番組を再生する手段はいくつかあって、試した順に、

  • sMedio TV Suite
  • PC TV Plus
  • DiXiM Play U

という感じの選択肢がある様子。他にもあるかもしれません。

sMedio TV Suite

ストアアプリから試用版をインストールした後、同社の「ダビング設定ユーティリティ」というものを入れないといけなかった。少し面倒かな。価格は1900円だそうです。

起動したらすぐにNASを認識し、中の番組を再生できました。だけど音が出ない。

うちはAirPulse A80というスピーカーを使っていて、ここから音が出て欲しいのですが、USBオーディオの再生には著作権保護の絡みの何かがあるらしい。同社のFAQにも、ドライバ依存、みたいな書かれ方をしていた。PC本体のスピーカーからは音が出るので、オーディオ環境によっては問題なく再生できるでしょう。

PC TV Plus

ソニーが配っているWindowsアプリケーション。起動すると、見ただけで多機能そうな印象を受ける。しかしNASの中の番組をどうしても読み込めません。設定を色々変えて試すべきところかもしれないけど、面倒なので諦めました。14日間評価できるので、ゆっくり試せるかと。Liteというのが3,300円だそうです。

DiXiM Play U

最後に試したのがDiXiM Play Uというソフト。とりあえずストアアプリなので入れるのは簡単。評価版は映像を1分間しか再生できないという制限がかかっています。

再生の初回に、MicrosoftのMPEG2プラグインを求められます。これは無料のストアアプリなので、いわれるがままインストール。NASの認識も、中の番組の再生も、僕の環境で問題なくうまくいきました。やれやれ。

そこで、このソフトに課金して制限を解除しました。画面から誘導されるままに、会員になってクレカで購入。スマホのライセンスとのセット売りとかあったけど、とりあえずPCでしか観ないと思うので、そういうのは申し込まずにPC版のライセンスを1つ購入。2,860円でした。年間10回の再インストールに耐えられるらしい。それを超えたらサポートにお願いしないとできない様子。まあ妥当なところかな。

というわけで、REGZAのHDDの番組をPCで観る環境を構築できました。実はREGZAからNASの番組を再生できていません。なんでなんだろう。REGZAが古すぎるかな。まあコピーだけにしとけば、とりあえず良いかな。

SynologyのNASをmackerelから監視する

うちではSynologyの2ベイNAS、DS223jを使っています。このNASはLinuxサーバのバックアップなどもしている大事なものなので、止まってもらっては困ります。

先日も、気が付くとコンセントが抜かれていて(子供のしわざ)止まっていました。ほかにも瞬停で止まることもあるので、mackerelで監視したい。それにはNASでmackerel-agentを動かす必要があります。

この作業にはsshでNASにログインすることが必須になります。その方法はこちらをご参照ください。

このNASはARMのLinuxで動いているらしいので、それ用のバイナリを入れることになります。

まず、以下のURLから最新版のバイナリのURLを確認します。

Releases · mackerelio/mackerel-agent (github.com)

この中の、「mackerel-agent_linux_arm.tar.gz」をダウンロードします。執筆時の最新版はv0.77.1でした。バージョンは適宜読み替えてください。

curl -LO https://github.com/mackerelio/mackerel-agent/releases/download/v0.77.1/mackerel-agent_linux_arm.tar.gz

とやってダウンロード。ダウンロードしたら展開します。

tar xvzf mackerel-agent_linux_arm.tar.gz

展開してできたディレクトリに移動して、設定ファイルの中のAPIキーを設定します。

cd mackerel-agent_linux_arm
vi mackerel-agent.conf
apikey = "あなたのAPIキーをここに入れます"

ひとまずこれで動作するはず。mackerel-agentを起動します。

sudo ./mackerel-agent --conf ./mackerel-agent.conf

これでNASをmackerelの監視対象に追加できます。

次に、NASの起動時にmackerel-agentを自動実行するための設定ですが、以下のような内容のシェルスクリプトを書きます。

cd /var/services/homes/USERNAME/mackerel-agent_linux_arm
sudo ./mackerel-agent --conf ./mackerel-agent.conf &

次にこのシェルスクリプトを、起動時に実行するタスクとして登録すれば良いです。

本当はエージェントが起動してるかどうか確認して、落ちてたら起動するようなタスクを仕込みたいけど、簡易的にはこれでOKでしょう。