久しぶりに北海道に行ってきたのですが、飛行機で辛いのは騒音ですよね。耳栓を持っていくのを忘れたので、行きは耐えて、というかウォークマンにSPORTA PROをつけていましたが、音がかき消される感じでよくないです。オープンなヘッドホンだし当たり前。音量を上げたら音漏れするし。
旅程には余裕がかなりあったので、持ってなかったカナル型のイヤホンを買ってみることにしました。ShureにするかSENNHEISERにするか迷ったんですが、遮音性能と予算面でShureのSE215 SEに決定。1万円台前半で買えるから、という理由です。トランスルーセントブルーにしました。独特の色でいい感じ。
喫茶店で出音を確かめてみました。まず「Shureかけ」というのに慣れません。はじめはケーブルも固いので余計にそうかも。予想外に低音は充実、打楽器はよく聞こえます。全体にブリリアントな音、女性の声の艶も悪くありません。解像感は高めに思えます。普段使ってるMDR-1AM2との比較でいうと、低音の伸びはそこまでいかないかな。ドライバが7mmなので当たり前。でも原音忠実度はこれの方が上回りそう。得手不得手は違ってきそうですね。一言でいうと「この値段からこの音かすごい」ていう感じですぐ気に入りました。人気のモデルはやっぱりそれだけのことはありますね。
肝心の機内ではどうか。帰りの機内で使いました。遮音は37dBもあるらしいので、機内のノイズはずいぶん軽減されます。耳栓としての機能は十分。音量をそう上げなくても十分音楽が楽しめます。機内のアナウンスは聞き取れない。外さないとダメ。
ここまで書いて、ノイキャンはどうした、って思う人も多いでしょう。 ノイキャン製品はいくつか視聴したことあるんですが、SONYもBOSEも「原音が歪んで聞こえる」感じがしてダメだなあと思ったんです。慣れの問題かもしれないけど。あとお値段そこそこ高いですしね。
総じていい買い物をしたんじゃないでしょうか。耐久性はわからないけど2年保証だし。通勤通学のおともにいいと思いますね。これは本当にお勧めですよ。