「メールはなぜ届くのか」

メールプロトコルを詳説してるのかと思い、CSメール専攻(笑)としては興味半分で買ったみた本。中身は案外よかったです。結構幅広く、インターネットの仕組み、つまりTCP/IPについて触れているところが良いと思いました。本書で語られる技術的内容は、主に以下のようになっています。

  • アナログとデジタルの違い
  • プロトコルとは
  • HTTP/HTTPS
  • メールプロトコル(SMTP/POP3/IMAP4)
  • ケータイにおけるメール
  • ウェブメール
  • ウェブアプリ
  • サーバの低廉化
  • パケット通信
  • IPアドレスとサブネットマスク
  • DNS(再帰的問い合わせ)
  • IPマスカレード
  • IPv6
  • ルーティング
  • IPとTCPの分担、UDP
  • ポート番号
  • OSI参照モデル
  • インターネットの歴史と性質
  • 迷惑メール
  • インターネットのオープン性
  • RFC

これだけ幅広い内容について、平易な記述、比喩によって解説が行われています。なお、それぞれ単独で書籍になるような重い内容であるので、扱いはさらっとしています。それがよい、という人には大変向いていると思います。具体的には、インターネットの仕組みを知りたいが、重い本は避けたい、という人に向けての入門書としては、まずまずの良書と思います。

数年前の書籍なので、若干記述が古くなったところ、またCS専攻としては非常に細かな所で説明の瑕疵があるかと思いましたが、全体の流れには問題がないところでしょう。そういう細かいことを言うと嫌われそう。

ここに挙げた内容についてある程度詳しい人も、この書籍がどのようにそれを言語化しているかという点については学ぶべきところがあると感じます。さすがブルーバックス、安心感がありました。

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