Ubuntu16.04のqmailを使ってセカンダリのメールサーバを設定する

このブログを動かしているサーバとは別に、バックアップ機を用意してるのですが、qmailを入れちゃいましたし、 せっかくなのでセカンダリのメールサーバにする手順を調べて、やってみました。

まずは、セカンダリの /etc/qmail/smtproutes にドメインと本来配送すべきサーバを書いておきます。

example.com:server1.example.com

みたいな感じで、1行ずつ書きます。簡単ですね。優先したいMXが2つある場合はどうするんだろう。分からないです。メールはキューにため込まないといけません。locals virtualdomains に書いてあってはいけません。配送されてしまいます。念のため確認しましょう。

メールの受信はしたいですので、/etc/qmail/rcpthosts には書いておきます。これはドメインを1行ずつ足せばよいです。簡単ですね(省略)。

メールの保存期間は、デフォルトで7日間となっています。これを変更したければ queuelifetime をいじるようですが、やっていません。大変なトラブルになったら、これを長くしておけば猶予がもらえるわけです。

設定を反映すべく、qmailを再起動します。

sudo qmailctl restart

あとは適切にMXレコードを書くだけです。ここは本当に使ってるネームサーバ次第なので、これだけしか書きません。基本的には「数値が小さい方が優先される」ので、メインが10なら、予備は20とか、そのように指定しておきましょう。

これだけでした。自分のドメインでも試してみましたが、思ったように動きました。簡単です。セカンダリのキューにメールがやってきたかどうかは qmail-qstat コマンドで分かると思います。

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