読書熱が高まっている。
通勤時間が長くなったことと、引越し後の収集がようやくついてきたこともあって、このところ割と本を買っている。
数えてみると、今月に入ってから買った本はすでに10冊ある。さらに定期購読の雑誌が7、8冊届く。積ん読していた雑誌のバックナンバーなども読んでいるので、割とハイペースで読み続けている。
しかし本を読みっぱなしというのも、inputばかりで非常にバランスの悪いことのように感じる。なんだか頭の中にモヤモヤとしたものを感じるのだ。
ときどきはノートをつけるなり、感想文を書くなりのoutputが必要なのだろう。頭の整理にもなるだろうし、自分の経験と著者の主張を重ねたり離したりすることで、いっそう重層的な読み方ができるようになるかもしれない。
さらに、昔は一度読めばどの辺にどんなことが書いてあったか意識できていた。必要になれば本棚から必要な本を取り出して調べられたのだ。ところがこの頃それができなくなりつつある。
たんなる記憶力の弱まりといえばその通りかもしれないけれど、昔できていたことができなくなるのは少々悲しい。これからは、内容の良い本については、何が書いてあるかくらいのメモは残しておきたい。
そういうわけで、少しずつ、読書のしかたを変えていくようにしたい。