システムの移行と言うと、まるで本業のようだけど、今日はプライベートでシステム移行をしていた。
何年も前から借りているサーバがあって、ここはDebian GNU/Linuxで運用しているので、数年ごとにバージョンを上げる必要がある。
前回の移行と違い、今回はカーネルも2.4から2.6に上げるので、不安要素はたくさん。例えばSATAを使っているので、これまでの/dev/hdaは/dev/sdaになる。
私がやった作業はバックアップ機を用意したことと、データをバックアップ機に複製して、不測の事態に備えたくらい。実際の作業は辣腕H氏がほぼ全面的に進めてくれた(ありがとう!)。
これで大丈夫だろうといいながらも、遠隔地から再起動をかける瞬間は最高に緊張。1分もたたずに無事に起動してきた時はほっと一息。
Debianは、昔からバージョンアップへの対応が非常にまじめで良いなあ、と好感を持っていて、今回も本当によい印象を受けた。仕事でよく使うRedHat ELなんかは、そこそこ長くサポートはしてくれるけど、その後のバージョンアップについては非常に心もとないと思うので、Debianの活動には非常に感謝、感謝。