先日購入したNAS、SynologyのDS120jに、「毎朝あるスクリプトを実行させる」ように設定しました。具体的にはrsyncして自分のVPSのバックアップを取るのですが、そのためにやったこと、というのを大雑把にメモしておこうと思います。
DS120jにはsshでログインすることができますが、そのために「ユーザー」→「詳細」→「ユーザーホームサービスを有効にする」にチェックを入れておきます。これを入れないと、ログインしてもホームがない状態になるので、困るかもしれません。
次に「端末とSNMP」→「ターミナル」→「SSHサービスを有効化する。」にチェックを入れます。
また、ユーザはadministratorsグループに属していないといけないらしいと書いてあるので、そのようにします。「ユーザー」→該当のユーザを選択→「編集」→「ユーザーグループ」でadministratorsにチェックをいれておきます。
基本的にはこれだけで、SSHでログインできるようになるようです。抜けてるところがあったらすみません。
たぶん、administratorsグループに追加しておくと、sudoも実行できます(wheelとか、ubuntuでいうsudoグループみたいなノリなのでしょう)ので、およそ何でもできます。僕はrootで動くスクリプトを一つ書きました。それを/root/backup.shとしましょう。
そのスクリプトを定時に実行させるために、「タスクスケジューラー」で「作成」→「予約タスク」→「ユーザ指定のスクリプト」を選びます。タスク設定の「ユーザ指定のスクリプト」に記述します。
そして、「スケジュール」を適切に設定しておきます。これだけです。簡単ですね。
スクリプトを組むうえで注意しておきたいのは、このNASの場合、例えばshareという名前で共有を作ると、その領域自体は
/volume1/share
になります。そこの中にスクリプトを置いておけば、Windowsからエディタで書いたりできますね。たぶんそれでもいいと思います。