新聞ダイジェスト

明日は「新聞ダイジェスト」の発売日。 普段はAmazonで買うけど、エコポイントで引き替えた図書券があるので、書店で買う予定。 新聞をとらなくなって久しいけど、何が起こっていたかを具合良くまとめてくれているので、この雑誌は重宝している。良くできたスクラップ集、という感じ。 たとえば新聞だと、社会を賑わす事件が起こったら、連日そのニュースが掲載されて、最後は結局身内の犯罪でした…なんてことに数日つき合わされるけど、ダイジェストだと、結果だけずばり切り抜いてくれてる。 新聞を読むのは時間の無駄だと思いつつも、ニュースをしっかり知っておきたいという人には本当にオススメです。

2010年11月14日 · 1 分

『「この人、痴漢!」と言われたら』

タイトルには「痴漢」とあるが、扱っている範囲はもっと広い。冤罪を生み出す暗部を告発するルポでもある。 文章は読みやすい。通信社の人だったそうだ。修練を積んだ人の文は良い。 裁判員制度に対しては、以下のように断じている。 『裁判員制度について「とにかくまずは市民参加を実施してみること。やっているうちに悪い点は改めていけばいい」などと平気で言う「有識者」がいるのには驚いてしまう。その間、司法の場で人生を左右される人のことをまじめに考えているのだろうか。』 この本は、冤罪について考える一助となった。

2010年10月1日 · 1 分

「月のかぐや」

「雲ひとつ無い晴天」というが、月には大気が無いので、そんなものではない。 関東平野くらいの範囲を眺めつつも、視界を妨げるものは何も無い。はっきりと地形が見える。そして、影が暗い。薄暗いのではなく、真っ黒で見えないのだ。大気がなく、光の散乱が少ないためだろう。こんな景色は、地球では絶対に見ることができない。 面白い話も盛りだくさんで、本当に値打ちのある本だ。

2010年3月5日 · 1 分

「食品の裏側」

気になるのは、理論的な裏づけのある解説書ではないということ。 たとえば、着色料のひとつが虫をすりつぶしたものだ、という点にふれて、気味が悪いでしょう?といった書かれ方をされていた。 そういう点を気にする向きも多いだろうが、どの程度危険な物質なのかが重要であって、そのような書かれ方は煽っているだけに見えてしまう。

2006年4月23日 · 1 分

闘うプログラマー

いまさら、という気もするが読んでみた。4連休だったしね。 上下2巻の長編だが、内容も訳もよくて、すんなりと読めた。 内容は、「Windows NT」を開発したカトラー率いるチームのお話。私はソフト書きなので親しみ易い内容だ。用語の説明なども目障りでない程度に記されているので、この業界を知らない人や、知りたい人にもお勧めできる。 マイクロソフトの良いなあと思うところは、プログラマを尊重するところだ(あくまでも本を読んでの感想)。世の中、リーダーやマネージャーと称して、わけのわかってないアホが介入して、火に油を注ぐようなプロジェクトはいくらでもある。 マイクロソフトでは、リーダーにもプログラマの能力や、実際のコーディングへの参加を求めている。つまりリーダーはプログラマの長であるのだ。 私は、ソフトウェア製造においては下流工程こそが大切だと信じているので、このポリシーは素直に納得ができる。 また、カトラーが「完璧でないコードをチェックインするな」といって暴れる様子にも、とても好感が持てた。 そう、プログラマの作ったコードが、品質の全てを支えるんだ。そのとおりだよ、とうなづきつつ読んだ。つくづく下流工程が好きみたいだ。 ところで、書いたコードが動くことに心を奪われて、まもなく10年。いつがその日かわからないけど、お祝いをしようかな。 もう一つ、マイクロソフトの社員は猛烈に働く、とあるけれど、この国の従事者から見ると、わりと「普通」に見えてしまうのが悲しい。しかも、この国のサラリーマンは、その代償として何百万ドルのストックオプションを得る、なんてことは、ありえないからなあ。 2010/2/20追記: 昨年7月に再版となったそうだ。絶版になってたとは。

2006年3月22日 · 1 分